『高齢期のお金を考える会』のHPを訪問してくださって、ありがとうございます。
この会は、ファイナンシャルプランナーという仕事をしている仲間+高齢者施設に詳しい協力者で作った小さな集まりです。
ファイナンシャルプランナーを仕事にしていると、老後資金に関するご相談を受ける機会が多くなります。
最近では「老後2000万円問題」が話題となり、公的年金だけでは、老後資金が不足するのではないかという不安感がとても強くなっているように感じます。
そのため「老後資金を運用して殖やさなくては!!」と焦るご相談者にお会いする機会も多いですが、個人的には疑問に思うこともあります。
ご資金を運用して殖やそうとする気持ちは正しいと思いますが、たとえば認知症になってしまうと、運用した資金を換金することが難しくなります。高齢期に入ってから運用を始める場合は、プロの意見を求めるなど、資産額やご家族関係などを踏まえた、その方の家庭の状況に合った運用方針を決めることが大切です。
そして、もうひとつ。
この会を主宰している理由のひとつでもあり、たくさんの方に知っていただきたいのが正しい高齢者施設選びです。
残念な現実ですが、老後資金のご相談を受けている中で感じるのは、介護費用についてきちんと検討しているご家庭は少数派だということ。
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身体の状況や住み替えたい目的、そして住み替えにかけられる資金などで、住み替え先の選択肢は異なります。加えて大切なことは、90代に入られても、枯渇しない資金計画。十分なヒアリングと資金計画で、ご依頼者のニーズに合ったプランをご提案いたします。
ご本人様、お子様から、いずれの方からのご相談も承ります。
人生100年時代。100年時代は「健康寿命を失ってからの人生が延びた現実」を意味します。元気なまま、長生きするプランだけでは、介護が必要な状態になり、生活コストがアップすることが組み込まれておらず、最期まで安心して暮らせる生活設計とは言い切れません。
100年時代を生き抜くためには、年金などの継続した収入と今までに築いた資産で今後の支出をまかなわなければなりません。シミュレーションにより問題点を見つけ、一緒に解決策を探していきましょう。
高齢期の住まいと高齢期のお金にまつわるテーマなどで講演、執筆、取材等を承ります。
原稿料や講演料、取材謝礼などにつきましては、料金をご提示したうえで、ご連絡をいただけますと助かります。